茶事体験

本来のもてなしの形である、茶事の特別体験メニューです。

茶事(炭点前・茶懐石・濃茶・薄茶)

茶事体験
ご予約日の3日前まで
以下のフォームで受付ています。

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内容:
あらゆる感覚を駆使して、五感で「茶の湯」を味わう。武家茶道藪内流の歴史、亭主の作法をたっぷりとご紹介します。2時間半に渡り、炭点前・懐石料理・濃茶・薄茶を体験していただけます。
茶懐石のいただき方、正しい濃茶、薄茶のいただき方を丁寧に指導します。茶の湯の奥深い魅力に出会えることでしょう。茶の湯は「おもてなしの文化」といわれ、礼儀作法とマナーの中に、人を思いやる心があります。
正しいマナーや、「品がある。美しい。」を身につけたい方へおすすめ。役員及び社員・職員の研修プログラムの一環としても大変好評です。

詳細:

  • 料金 ¥15,000
  • 京都精進料理 矢尾治点心弁当(汁・煮物椀付)、炭点前、お濃茶、お薄茶、季節の生菓子、お干菓子付き
  • 所要時間 約150分
  • 人数 3名様~20名様まで

※時間・人数等、ご相談に応じます。お気軽にお問い合わせくださいませ。
※体験金額には、別途消費税がかかります。
※茶席の都合により、お断りする場合があります。ご了承ください。
※体験日の4日前のキャンセルは1人につき¥1,000(税別)。体験日の前々日以降のキャンセルは、全額を頂戴しております。ご了承くださいませ。

茶懐石とは?

茶懐石とは、「一汁三菜」を基本としており、茶を喫する前に出される茶の湯の食事のことです。茶懐石を弁当にしたものを点心といいます。
懐石の語源は、温石を懐に入れて身体を温め、飢えをしのいだというものです。千利休の茶の湯秘伝書「南方録」では「飢えぬほどに」と記されており、「腹八分目」、「我慢する心」が身心の養いになると教えています。
※日本人にとって、箸は道具ではなく神様の魂が宿ると信じられており、昔から「箸さばきを見れば、育ちや人柄まで分かる」と言われてきました。懐石に用いる客人の箸は、両端が細く削ってある「利休箸」を使用します。
京都精進料理 矢尾治
明治元年創業、仕出し専門の精進料理店。

濃茶・薄茶とは?

炭点前とは?

炭点前は、伝えによると、夕刻に古田織部、細川幽斎とともに、藪内剣中が遊山の帰りに訪れた、利休の宅のことでした。突然のことでもあり、釜の湯も火も落ちていたので、まず炭をあらためてから一服の茶を頂いたところ、主客とともに心地よくおいしいお茶を頂く事が出来たことから、正式の茶事では、まず炭をあらためることから始めようという事になった、といわれています。